前奏(読み)ぜんそう

精選版 日本国語大辞典の解説

ぜん‐そう【前奏】

〘名〙
① 先に奏すること。先ぶれをすること。また、その人。
※御湯殿上日記‐文明一七年(1485)六月一日「のふひて六月ゑのさんかう、前そうけさんに入らるる」
② 声楽や器楽独奏の伴奏の、冒頭で、導入として演奏される部分。
③ 物事のはじめの部分。物事が起こる前ぶれ。
※鼠と猫(1921)〈寺田寅彦〉一「人間の死や家畜の死には余りに多くの前奏がある」

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デジタル大辞泉の解説

ぜん‐そう【前奏】

楽曲の初めに置かれた導入部分。歌曲で、歌の始まる前に伴奏楽器で奏される部分など。⇔後奏
事件や物事の起こる前ぶれ。「破局の前奏

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