飛騨さしこ(読み)ひださしこ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「飛騨さしこ」の解説

飛騨さしこ[繊維・刺繍]
ひださしこ

東海地方岐阜県地域ブランド
高山市で製作されている。弱い布にあて布で補強するものが、さしこ。飛騨地方では、古くから綿布を重ね合わせて細かく刺し縫いをほどこすさしこが盛んであった。藍染め紺地に白い木綿糸で描かれる模様は、繊細で美しく趣がある。岐阜県郷土工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「飛騨さしこ」の解説

飛騨さしこ

岐阜県高山市を中心に生産される工芸品。藍染めの布を重ね、白い木綿糸で模様を刺繍したもの。もとは弱い布を重ねて補強するための技術だが、現在では工芸品としてコースター衣料品などに加工した商品も製造されている。岐阜県郷土工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android