デジタル大辞泉 「食い齧る」の意味・読み・例文・類語 くい‐かじ・る〔くひ‐〕【食い×齧る】 [動ラ五(四)]1 あちこち少しずつ食べる。「子供が―・った菓子」2 学問・芸事などを少しだけ習って、やめてしまう。「ドイツ語は結局―・っただけだった」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「食い齧る」の意味・読み・例文・類語 くい‐かじ・るくひ‥【食齧】 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙① 少しずつかじり食う。② 一つのことを徹底してやり通さないで、あちこちと少しずつ手をつけて、途中でやめてしまう。[初出の実例]「二三年東京で法律の片端なぞ食ひ噛(カヂ)って来たのを鼻に懸けて」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例