食用クラゲ(読み)しょくようくらげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「食用クラゲ」の意味・わかりやすい解説

食用クラゲ
しょくようくらげ

腔腸(こうちょう)動物門に属するクラゲの仲間のうち、人間の食用に供される種類をいう。これらのクラゲは中国で古くから食用とされてきたが、現在では日本でも中華料理の材料として珍しいものではない。食用とされるクラゲは、おもにハチクラゲ類に属するビゼンクラゲであるが、ほかにエチゼンクラゲ、ヒゼンクラゲ、その他の種類もまれに食用として用いられることがある。捕獲されたクラゲは、洗浄ののち、塩やみょうばんを加えて漬け込み、さらに漂白脱色し、半乾燥したものが市場に出される。日本でも福岡県や佐賀県などで捕獲・加工されているが、その産額は少なく、多くはマレーシア、タイ、中国などから輸入されている。

[山田真弓]


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