食用クラゲ(読み)しょくようくらげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「食用クラゲ」の意味・わかりやすい解説

食用クラゲ
しょくようくらげ

腔腸(こうちょう)動物門に属するクラゲの仲間のうち、人間の食用に供される種類をいう。これらのクラゲは中国で古くから食用とされてきたが、現在では日本でも中華料理材料として珍しいものではない。食用とされるクラゲは、おもにハチクラゲ類に属するビゼンクラゲであるが、ほかエチゼンクラゲ、ヒゼンクラゲ、その他の種類もまれに食用として用いられることがある。捕獲されたクラゲは、洗浄ののち、塩やみょうばんを加えて漬け込み、さらに漂白脱色し、半乾燥したものが市場に出される。日本でも福岡県や佐賀県などで捕獲・加工されているが、その産額は少なく、多くはマレーシアタイ、中国などから輸入されている。

[山田真弓]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む