ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エチゼンクラゲ」の意味・わかりやすい解説
エチゼンクラゲ
Nemopilema nomurai
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腔腸(こうちょう)動物門ハチクラゲ綱根口(ねくち)クラゲ目エチゼンクラゲ科のクラゲ。きわめて大形となり、傘の直径1メートル、重さ150キログラムにも達することがある。傘は半球状で、寒天質はきわめて堅く、また厚い。傘縁は約120の縁弁に分かれ、各8分区ごとに1個ずつ感覚器がみられる。8個の口腕は短く、おのおの2翼に分かれており、8個の肩板があり、これらの口腕や肩板には多くの小触手や糸状付属物がみられる。中国北部および朝鮮半島南部沿岸から日本海にかけて分布し、ときには北海道沿岸にまで達する。食用にするクラゲの多くはビゼンクラゲであるが、本種もビゼンクラゲと混獲されて食用とされることがある。また、タイの釣り餌(え)として用いられることがある。
[山田真弓]
地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...
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