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漂白 ひょうはくbleaching

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

漂白
ひょうはく
bleaching

繊維,布,紙などに含まれる色素を化学的に分解して脱色し,白くすることをいう。漂白には,酸化漂白と還元漂白がある。酸化漂白剤としては過酸化水素過酸化ナトリウム,過酸化ホウ酸ナトリウム過マンガン酸カリウムさらし粉次亜塩素酸ナトリウムなどがあり,還元漂白剤としては二酸化硫黄亜硫酸水素ナトリウムハイドロサルファイトなどがある。そのほか,太陽光などの紫外線による漂白もしばしば行われる。また,食品の商品価値を高める目的で行われる漂白には,食品漂白剤が使われる。食品漂白剤は食品衛生法で決められている物質以外の物質は使用できない。

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デジタル大辞泉の解説

ひょう‐はく〔ヘウ‐〕【漂白】

[名](スル)色のついた繊維や食品などを天日にさらしたり、漂白剤を用いたりして白くすること。「布巾を漂白する」

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百科事典マイペディアの解説

漂白【ひょうはく】

紙,繊維製品などを白くすること。不純物として含まれる色素を漂白剤で酸化または還元して脱色する。かつては天日さらしが行われたが,やがて塩素ガスさらし粉などが使われるようになり,最近では過酸化水素水による処理と蛍光増白剤による処理を併用することが多い。
→関連項目染色脱色剤

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栄養・生化学辞典の解説

漂白

 繊維や食品の色を除いて白くする処置.通常酸化還元反応を利用する.

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世界大百科事典 第2版の解説

ひょうはく【漂白 bleaching】

有色の物質を化学的に分解あるいは変化させ無色の物質にすること。漂白がしばしば行われる代表的分野として染色工業食品工業があるが,いずれの場合も一般的には酸化漂白が普通である。繊維の漂白は染色の準備工程として重要であり,また白のまま製品とするときは一般の漂白のほかに白さを増す目的で蛍光増白剤が用いられるが,これは漂白というよりは染色として扱うべきである。なお食品の漂白については〈食品漂白剤〉の項目を参照されたい。

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大辞林 第三版の解説

ひょうはく【漂白】

( 名 ) スル
天日や水にさらしたり、薬品を使ったりして白くすること。 「布を-する」

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