家庭医学館 「食道損傷」の解説 しょくどうそんしょう【食道損傷 Esophageal Injury】 [検査と診断] 胸部X線撮影を行なうと、縦隔(じゅうかく)に空気がたまる縦隔気腫(じゅうかくきしゅ)(「縦隔気腫/縦隔血腫」)、縦隔の拡大、胸水(きょうすい)の貯留などが写ることからほぼ診断できますが、確定診断には、造影剤を使ったCT検査、内視鏡検査などが必要です。 [治療] 開胸して、損傷部位を縫合(ほうごう)し、胸腔(きょうくう)ドレナージ(胸腔に管を挿入しておいて、胸腔にたまる空気や胸水を排出させる)を行ないます。 しょくどうそんしょう【食道損傷 Esophageal Injury】 食道の中のけがで、機械的食道損傷、特発性(とくはつせい)食道破裂、マロリー・ワイス症候群の3つが代表的なものです。 出典 小学館家庭医学館について 情報 Sponserd by