飯塚小玕斎(読み)いいづか しょうかんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯塚小玕斎」の解説

飯塚小玕斎 いいづか-しょうかんさい

1919-2004 昭和-平成時代の竹工芸家。
大正8年5月6日生まれ。父の琅玕斎(ろうかんさい)にまなぶ。昭和22年日展に初入選,29年特選。伝統をふまえながら独自の技法による作品を発表,日本伝統工芸展でも受賞をかさねた。57年竹工芸で人間国宝。平成16年9月4日死去。85歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名成年(しげとし)。代表作に「束ね編白錆花籃」「竹刺編菱繋文飾箱」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android