飲宴(読み)いんえん

精選版 日本国語大辞典 「飲宴」の意味・読み・例文・類語

いん‐えん【飲宴・飲燕】

  1. 〘 名詞 〙 酒盛り酒宴
    1. [初出の実例]「守大伴宿禰家持館飲宴歌一首」(出典:万葉集(8C後)一七・三九九九・題詞)
    2. 「或は船をうかべて飲宴(インエン)するもの尠からず」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉八月暦)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐霊帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「飲宴」の読み・字形・画数・意味

【飲宴】いんえん

さかもり。〔後漢書、霊帝紀〕列肆(店)を後宮に作り、女をして販賣し、(かはるがはる)相ひ盜竊爭鬪せしむ。估のけ、飮宴して樂しみと爲す。

字通「飲」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android