飾太刀代(読み)かざりたちだい

精選版 日本国語大辞典 「飾太刀代」の意味・読み・例文・類語

かざりたち‐だい【飾太刀代】

〘名〙 内宴節会(せちえ)などの盛儀に、飾太刀(かざりたち)代用として兵仗(ひょうじょう)勅許公卿の佩用する儀仗太刀。代太刀(だいのたち)ともいい、長金物(なががなもの)だけでなく、帯取(おびとり)の山形金(やまがたがね)までも簡略したのを代の代という。かざたちだい
北山抄(1012‐21頃)三「帯剣之人、着餝剣代

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android