かざり‐げ【飾毛】
- 〘 名詞 〙
- ① 装飾のために添えられた毛髪や羽毛。
- [初出の実例]「兜の飾り毛を靡かせ」(出典:光と風と夢(1942)〈中島敦〉八)
- ② 毛筆の外側を包む毛。墨の含みをよくするとともに外観を飾るために用いる。
- ③ =かざりばね(飾羽)
- [初出の実例]「朱赤色は実に強い色である、どうしても熱帯を想はせる色である。花よりは寧ろ鳥類の飾毛にでもふさはしい色だと思ふ」(出典:病室の花(1920)〈寺田寅彦〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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