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飾り羽 カザリバネ

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デジタル大辞泉の解説

かざり‐ばね【飾り羽】

鳥の飾りのような羽。繁殖期の雄によくみられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

飾り羽
かざりばね
ornamental plume

主としてディスプレーに適応した鳥類の羽毛の総称。頭上や後頭の冠羽、長いひげ状の羽毛やよく伸びた眉毛(びもう)、背・胸・わきなどの長い特殊な羽毛、上尾筒や尾の変形物などを含む。飾り羽は、三次性徴として雄で発達しているのが普通であるが、ディスプレーその他の性行動における雌の役割に従って、雌で発達していることもある。また、ミミズク類の羽角(うかく)(頭部の耳状の冠羽)のように、雌雄ともに存在する場合もある。一般に、飾り羽は長い羽毛かふさふさした羽毛が多く、色はかならずしも美しいとは限らないが、目だたせるために、立てたり広げたりすることができる。多くの鳥にみられる飾り羽は、冠羽と背や胸のもので、背のは主として肩羽や三列風切(かざきり)が変形したものである。飾り羽がとくに美しいのは、フウチョウ類、ケツァール、クジャクなどの雄であろう。ケツァールとクジャクの雄の、尾のようにみえるりっぱな羽毛は、上尾筒の変形した飾り羽で、真の尾羽はこの下に隠れている。一方、オオフウチョウなどのものはわき羽が発達したものである。フウチョウ類の美しい飾り羽は一夫多妻ないし乱婚的な性的関係と関連があり、雌雄選択の結果進化したものと考えられる。[森岡弘之]

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