養老寺跡(読み)ようろうじあと

日本歴史地名大系 「養老寺跡」の解説

養老寺跡
ようろうじあと

[現在地名]高岡市二上

二上射水ふたがみいみず神社(二上山権現)別当寺で、総山号を二上山、総寺号を養老寺と称した。真言宗。貞享二年寺社由緒書上に、養老元年(七一七)開基で、往古講堂鐘楼・堂塔・四十九院など寺数三千八〇〇坊があり、境内は四門を構え、東門は城光寺じようこうじ村、北門は太田おおた村の渋谷しぶたにに、南門は大門だいもん(現大門町)、西門は仁王門で、手洗野たらいの村に寛永一三年(一六三六)まであったが、翌年本社前に移したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む