饒田西疇(読み)にぎた せいちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「饒田西疇」の解説

饒田西疇 にぎた-せいちゅう

1772-1833 江戸時代後期の儒者
安永元年11月27日生まれ。熊野正紹の子。桜木誾斎(ぎんさい)に漢籍をまなび,文化14年長崎聖堂助教となる。文政年間に長崎奉行の命をうけて「長崎名勝図絵」をあらわした。天保(てんぽう)4年4月14日死去。62歳。名は喩義。字(あざな)は君暁。通称は顕蔵,のち謙蔵。別号に実斎。著作はほかに「西疇耘筆」「海魚考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android