精選版 日本国語大辞典 「首楞厳三昧」の意味・読み・例文・類語 しゅりょうごん‐ざんまい【首楞厳三昧】 〘 名詞 〙 ( [梵語] śūraṃgama-samādhi の訳。「健相健行」「大根本定」などと訳す ) 仏語。第十地に住する菩薩が得る三昧。将軍が兵をひきいるように、一切の三昧がこれに随従し、また、転輪聖王の強敵を平伏させるように、悪魔を調伏する勇猛で堅固な三昧。首楞厳定。[初出の実例]「五逆罪の人是首楞厳三昧を聞て、阿耨菩提心を発せは還りて仏と作(な)るを得」(出典:日蓮遺文‐開目抄(1272)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例