首謀(読み)シュボウ

デジタル大辞泉 「首謀」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぼう【首謀/主謀】

中心になって陰謀悪事を企てること。また、その人。「―者」

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精選版 日本国語大辞典 「首謀」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぼう【首謀・主謀】

  1. 〘 名詞 〙 中心となって悪事、陰謀などをくわだてること。また、その人。
    1. [初出の実例]「義朝罵曰。豎子首謀乃先走。何面来見我乎」(出典日本外史(1827)二)
    2. 「俺們(われわれ)両名首謀(シュボウ)の罪を謝せんため」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉一二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐武帝紀〕

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普及版 字通 「首謀」の読み・字形・画数・意味

【首謀】しゆぼう

謀をはじめる。〔後漢書、馮異伝〕(李軼)異に書を報じて曰く、軼、本(もと)王(光武)と、首(はじ)めに(な)すことを謀り、死生を結び、榮枯の計を同じうす。~千載一會、斷金(の交)をさんことを思ふ。

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