首途(読み)シュト

デジタル大辞泉 「首途」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐と【首途】

旅に出ること。旅立ち。かどで。「首途を見送る」
物事が始まること。また、始めること。かどで。「新生活の首途を祝する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「首途」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐と【首途】

  1. 〘 名詞 〙 出立すること。旅立ち。門出(かどで)
    1. [初出の実例]「匡衡頓首再拝謹言。去月廿九日首途。今月二日入境著任」(出典本朝文粋(1060頃)七・贈藤原行成状〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔北史‐纂連猛伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「首途」の読み・字形・画数・意味

【首途】しゆと

門出。

字通「首」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android