香南町(読み)こうなんちよう

日本歴史地名大系 「香南町」の解説

香南町
こうなんちよう

面積:一四・七四平方キロ

直島なおしま町を除く香川郡の北西端に位置し、北は高松市、東と南は香川町、西は綾歌あやうた綾南りようなん町で、香川町との境を香東こうとう川、町域内を本津ほんづ川が北流、高松市との境に小田おだ池がある。町の南部は讃岐山脈から張出した丘陵地帯で、北に行くに従い平地が開けていく。中世には井原いのはら庄に属し、同庄の由佐ゆさ(井原里分)に含まれた。大字由佐には同庄の庄鎮守であったとみられる冠尾かむりお八幡宮(冠纓神社)鎮座おかには同宮と関係の深かった天福てんぷく寺がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報