精選版 日本国語大辞典 「香印」の意味・読み・例文・類語 こう‐いんカウ‥【香印】 〘 名詞 〙 仏語。① 抹香で阿彌陀の種子(しゅうじ)などをかたどったもの。これに火をつけてたく。[初出の実例]「八香印を焼(たき)て其の法を行ふ」(出典:今昔物語集(1120頃か)一七)[その他の文献]〔観自在菩薩大悲智印周遍法界利益衆生薫真如法〕② 幅広の線香で、これが燃える長さで時刻をはかった。香篆(こうてん)ともいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例