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馬仲英 ばちゅうえいMa Zhong-ying

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

馬仲英
ばちゅうえい
Ma Zhong-ying

[生]宣統1(1909).甘粛
[没]?
中国の軍人。甘粛省,新疆省方面に勢力をもっていたイスラム教徒軍閥の長として知られている。金樹仁に代った新疆省主席盛世才に敗れ,1934年ソ連に亡命した。その後モスクワで軍事教育を受けたといわれ,39年春ソ連で銃殺されたともいわれている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

馬仲英
ばちゅうえい / マーチョンイン
(1909―?)

中国のイスラム教徒軍閥の一人。甘粛(かんしゅく)省出身。国民党政府のイスラム教徒圧迫政策を恨み、1930年末、ハミ地方のウイグル人の反乱を機に新疆(しんきょう)省へ進軍、1932年ウルムチを攻め、トゥルファンを占領したが、ソ連の援助を得た省主席盛世才(せいせさい)に攻められ、1934年カシュガルに逃亡した。しかし、さらに攻められ、同年ソ連領内に逃亡し、1936年新疆に帰った。その後は消息不明。[佐口 透]

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世界大百科事典内の馬仲英の言及

【馬鴻逵】より

…回族軍閥の〈五馬〉の筆頭であった馬福祥の息子。馬仲英らとともに〈新五馬〉の一人に数えられる。初め馮玉祥(ふうぎよくしよう)の配下であったが,1929年国民政府側につく。…

※「馬仲英」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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