厩司(読み)ウマヤノツカサ

デジタル大辞泉 「厩司」の意味・読み・例文・類語

うまや‐の‐つかさ【×司】

院の庁摂関家で、や馬のことをつかさどった役所別当あずかり舎人とねりなどの職員がいた。うまづかさ。うまやつかさ。

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精選版 日本国語大辞典 「厩司」の意味・読み・例文・類語

うまや‐つかさ【厩司】

  1. 〘 名詞 〙 院庁や摂関家で、厩馬(きゅうば)の事をつかさどった役所。別当・預・案主舎人居飼などの職員がある。うまやのつかさ。
    1. [初出の実例]「厩司 上 時継 元御厩別当也。仍補也」(出典:葉黄記‐寛元四年(1246)正月二八日)

うまや‐の‐つかさ【厩司】

  1. 〘 名詞 〙うまやつかさ(厩司)

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