主馬署(読み)シュメショ

デジタル大辞泉 「主馬署」の意味・読み・例文・類語

しゅめ‐しょ【主馬署】

律令制東宮坊に属し、皇太子乗馬・乗具をつかさどった役所うまのつかさ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「主馬署」の意味・読み・例文・類語

しゅめ‐しょ【主馬署】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、春宮坊(とうぐうぼう)に属し、皇太子の乗馬・馬具のことをつかさどった役所。首(従六位下相当)、令史各一人のほか馬部(めぶ)一〇人があった。うまのつかさ。しゅめ。しゅめのつかさ。みこのみやのうまのつかさ。
    1. [初出の実例]「主馬署 首一人」(出典:令義解(718)東宮職員)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android