馬桑村(読み)まぐわむら

日本歴史地名大系 「馬桑村」の解説

馬桑村
まぐわむら

[現在地名]奈義町馬桑

関本せきもと村からすぎヶ乢を越えて因幡への往来を北上した山間に立地。馬桑川上流域で、南は小坂おさか村、菩提ぼだい寺の東に位置する。正保郷帳に村名がみえ田二七石余・畑一六石余。「東作誌」に梶並かじなみ西谷馬桑にしだにまぐわ村とみえ、元和九年(一六二三)西谷から分郷したとある。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳では改出高二三石余・開高五石余、村位は下。美作国郡村高并戸数里程事(武家聞伝記)によれば、延宝(一六七三―八一)頃と考えられる戸数二三。津山藩主森氏断絶後の領主の変遷は関本村と同様。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android