馬止め(読み)うまどめ

精選版 日本国語大辞典 「馬止め」の意味・読み・例文・類語

うま‐どめ【馬止・馬留】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代街道宿駅で、往来が激しいために人馬が不足し、一時駄馬などを用いることができなくなる状態。また、出水のために馬の川越えを禁止すること。馬越止。
    1. [初出の実例]「大雨にて物部川(土佐国)出水、川止にて止宿。〈略〉同六日、沖津へ参候処、馬止にて駄荷さし止、今日止宿」(出典:天保年中土佐藩山地某手記江戸勤番日記(1830‐44))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む