馬込教会(読み)まごめきようかい

日本歴史地名大系 「馬込教会」の解説

馬込教会
まごめきようかい

[現在地名]伊王島町沖之島

カトリック教会堂。国登録有形文化財。江戸時代前期、島原の乱のあと当地には香焼こうやぎ(現香焼町)深堀ふかほり(現長崎市)黒崎くろさき(現外海町)や肥後天草あまくさからのキリシタンが来住して潜伏していたとされる。明治初年に深堀役人による拷問があり、一五歳以上は男女ともに高島たかしま炭鉱(現高島町)におくられたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android