駄駄(読み)ダダ

デジタル大辞泉 「駄駄」の意味・読み・例文・類語

だだ【駄駄】

子供などが甘えてわがままを言うこと。「だだを言う」
[補説]「駄駄」は当て字。「じだんだ地団駄)」の音変化とも「嫌だ嫌だ」の略からともいう。
[類語]腕白やんちゃ

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精選版 日本国語大辞典 「駄駄」の意味・読み・例文・類語

だだ【駄駄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「じだたら(地蹈韛)」が変化して「じだだ」「じだんだ」となり、それのさらに変化した語という ) くやしがって地を激しく踏むこと。じだんだ。→だだを踏む
  3. 幼児などが、親などのしたしい人に甘えて、わがままにふるまおうとすること。むずかったり、すねたりしていうことを聞かないこと。わがまま。また、そういう子。→だだを言うだだを捏ねる
    1. [初出の実例]「まただだぬかしてて話しはどうぢゃ」(出典:歌舞伎・成田山分身不動(1703)三)

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