駆風薬(読み)くふうやく

大辞林 第三版の解説

くふうやく【駆風薬】

胃腸内にたまったガスの排出を促進する薬。通例、精油など芳香性の薬が用いられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

くふうやく【駆風薬 carminative】

胃腸内にたまったガス排出させ,ガスによる圧迫感を除く薬物をいう。おもに精油や辛味成分を含む生薬などの芳香健胃薬が用いられる。芳香をもち,刺激性のある物質は,嗅覚(きゆうかく)と味覚を介して反射的に,または直接胃粘膜を刺激して,胃の分泌機能の促進をおこしたり,胃腸管の運動亢進する。胃腸管の運動の亢進により,たまったガスは体外に排出される。主として茴香(ういきよう),桂皮,生姜(しようきよう)(ショウガ),薄荷(はつか),トウガラシなどを用いる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

くふう‐やく【駆風薬】

〘名〙 腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進させ、消化管内にたまったガスを出させる働きをする薬。駆風剤。〔医語類聚(1872)〕

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