駑鈍(読み)ドドン

デジタル大辞泉 「駑鈍」の意味・読み・例文・類語

ど‐どん【×駑鈍】

[名・形動]才がにぶく、知恵が足りないこと。また、そのさま。愚鈍。
「虐王に遇うても叛を謀らざるが如き、―なる根性とは」〈永峰秀樹訳・代議政体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駑鈍」の意味・読み・例文・類語

ど‐どん【駑鈍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 才が鈍く知恵が足りないこと。愚かで働きがないこと。また、そのさま。愚鈍。
    1. [初出の実例]「駑鈍雖千里足。何時親炙得升堂」(出典:雲壑猿吟(1429頃)寄真福在先首座)
    2. [その他の文献]〔諸葛亮‐前出師表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「駑鈍」の読み・字形・画数・意味

【駑鈍】どどん

不才。駑下。蜀・諸亮〔出師の表〕庶(ねが)はくは駑鈍を竭(つく)し、姦凶攘除(じやうぢよ)し、室を興復して、さん。

字通「駑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android