不才(読み)フサイ

デジタル大辞泉 「不才」の意味・読み・例文・類語

ふ‐さい【不才/不材】

才能の乏しいこと。また、その人。「―をかこつ」
自分の才能をへりくだっていう語。非才。「―の身」
[類語]無才非才凡才

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精選版 日本国語大辞典 「不才」の意味・読み・例文・類語

ふ‐さい【不才・不材・無才】

  1. 〘 名詞 〙 才のないこと。才能の乏しいこと。役に立たないこと。また、その人。無骨。また、自分の才能をへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「適逢文酒会、終不才風」(出典懐風藻(751)述懐〈丹広成〉)
    2. 「何役に用ても宜しからざる時は、其者の不才たるを明に知るべき事故」(出典:温知政要(1731))
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公三年〕

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普及版 字通 「不才」の読み・字形・画数・意味

【不才】ふさい

才能なし。唐・孟浩然〔歳暮南山に帰る〕詩 北闕、上書することを休(や)め 南山、廬(へいろ)に歸る 不才、つ 多故人なり

字通「不」の項目を見る

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