験力(読み)ゲンリキ

デジタル大辞泉 「験力」の意味・読み・例文・類語

げん‐りき【験力】

功徳しるしが現れること。
法華の―の新たなることかくの如し」〈今昔・四・四〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「験力」の意味・読み・例文・類語

げん‐りき【験力】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りき」は「力」の呉音 )
  2. 功徳のしるしの現われること。また、そのしるし。効験。
    1. [初出の実例]「誠に知る、法花の威神、観音の験力なることを」(出典:日本霊異記(810‐824)上)
  3. 修験行力(ぎょうりき)
    1. [初出の実例]「猶験力に因りて輙(たやす)く捕へられ不るが故に其の母を捉ふ」(出典日本霊異記(810‐824)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android