験力(読み)ゲンリキ

デジタル大辞泉 「験力」の意味・読み・例文・類語

げん‐りき【験力】

功徳しるしが現れること。
法華の―の新たなることかくの如し」〈今昔・四・四〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「験力」の意味・読み・例文・類語

げん‐りき【験力】

〘名〙 (「りき」は「力」の呉音)
① 功徳のしるしの現われること。また、そのしるし。効験。
霊異記(810‐824)上「誠に知る、法花威神観音の験力なることを」
修験行力(ぎょうりき)
※霊異記(810‐824)上「猶験力に因りて輙(たやす)く捕へられ不るが故に其の母を捉ふ」

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