驕吝(読み)きょうりん

精選版 日本国語大辞典 「驕吝」の意味・読み・例文・類語

きょう‐りんケウ‥【驕吝】

  1. 〘 名詞 〙 驕慢吝嗇(りんしょく)。おごりたかぶることと、けちであること。他人に対してはもの惜しみをし、自分自身に対してはおごること。
    1. [初出の実例]「周公の徳あらば、驕吝なるべからず」(出典:応永本論語抄(1420)泰伯第八)

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普及版 字通 「驕吝」の読み・字形・画数・意味

【驕吝】きよう(けう)りん

傲慢でものおしみする。〔論語泰伯〕如(も)しの才の美りとも、驕り且つ吝(やぶさか)ならしめば、其の餘はるに足らざるのみ。

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