驚惶(読み)きょうこう

精選版 日本国語大辞典 「驚惶」の意味・読み・例文・類語

きょう‐こうキャウクヮウ【驚惶】

  1. 〘 名詞 〙 おどろきおそれること。おどろきあわてること。
    1. [初出の実例]「奉旨驚惶、不措」(出典懐風藻(751)初春在竹渓山寺於長王宅宴追致辞〈釈道慈〉)
    2. [その他の文献]〔古列女伝‐弁通・斉宿瘤女〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「驚惶」の読み・字形・画数・意味

【驚惶】きようこう(きやうくわう)

驚きあわてる。〔列女伝弁通、斉の宿瘤女伝〕(閔)王、歸し、をして、金百鎰(いつ)を以て、きて之れを聘せしむ。惶し、洗沐して衣裳を加へんとす。(宿瘤)女~故(もと)の如くにして、に隨ふ。~宮中夫人、皆口を掩(おほ)うて笑ふ。

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