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骨伝導 コツデンドウ

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デジタル大辞泉の解説

こつ‐でんどう〔‐デンダウ〕【骨伝導】

音波が直接骨を伝わって内耳に達し、聴覚を起こすこと。振動体が頭に直接接触するときに生じる。

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監修:松村明
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大辞林 第三版の解説

こつでんどう【骨伝導】

鼓膜を介してではなく、頭蓋骨を介して音波が内耳、さらに中枢神経へと伝わること。聴覚障害者のための補聴器や携帯電話、耳を隠さない形のヘッドホンなどに利用される。骨導。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

骨伝導
こつでんどう
bone conduction

音叉(おんさ)のような振動している物を頭に直接接触させると、その振動が頭蓋(とうがい)骨に伝わり、内耳の中にある内耳液体を振動させ、その音を聞くことができる。このような音波の伝わり方を骨伝導(骨導)という。これに対して、音波が空気中から外耳道に入り、鼓膜を振動させ、耳小骨連鎖を経て内耳に入ってくる通常のルートを空気伝導(気導)という。骨伝導で頭蓋骨から内耳に振動が直接伝わるルートを純骨伝導、頭蓋骨に対する耳小骨の慣性によって耳小骨が振動し、その振動が内耳に伝わるルートを慣性骨伝導あるいは骨鼓室伝導という。録音した自分の声が自分で聞いている声と違って聞こえるのは、自分で出した声は空気伝導で内耳に入る振動と、声が頭蓋骨をも振動させ骨伝導として内耳に入る振動との合成音を聞いているためである。
 臨床医学では、中耳炎などによる伝音難聴では骨伝導音が正常人と同じように聞こえるのに、感音難聴では空気伝導音が同じように聞こえないということから、伝音難聴と感音難聴との鑑別診断に応用している。[河村正三]

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