デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高取稚成」の解説 高取稚成 たかとり-わかなり 1867-1935 明治-昭和時代前期の日本画家。慶応3年5月19日生まれ。住吉広賢,土佐派の山名貫義に師事し,有職(ゆうそく)故実を松原佐久にまなぶ。歴史人物画を得意とし,文展その他の展覧会に入賞。帝展審査員,宮内省嘱託をつとめた。昭和10年1月30日死去。69歳。肥前神崎郡(佐賀県)出身。本名は熊夫。別号に山楼戸,山桜。作品に「配所の奇瑞」「藤房卿の草子」「南淵魚水」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例