松原佐久(読み)まつばら すけひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松原佐久」の解説

松原佐久 まつばら-すけひさ

1836*-1910 幕末-明治時代の有職(ゆうそく)家。
天保(てんぽう)6年12月28日生まれ。出羽(でわ)矢島藩(秋田県)家老佐藤佐興(すけおき)の次男。藤川貞の門で伊勢流故実を,相沢石湖(せきこ)に画をまなぶ。慶応3年藩の公用人となり,京都などで国事に奔走。明治2年大参事。維新後は各地の判事歴任。明治43年5月31日死去。76歳。通称は彦一郎。号は貫一斎。著作に「鎧話」。

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