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高地トレーニング こうちトレーニング

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高地トレーニング
こうちトレーニング

低酸素トレーニングともいう。高地の環境条件への適応を目的としたトレーニングで,主として心肺持久性を高め,平地における負荷の相対的軽減を可能とする。 1968年オリンピックメキシコ大会が,標高 2240mの高地で行われたため,その選手強化策として有名になった。 2000mをこえる高地では気圧が平地の4分の3以下であるため,酸素濃度が下がり呼吸の異常感や,息切れなどが生じるが,トレーニングにより適応能力ができる。方法として高地で行う場合と低圧室の中で行う場合,および高地と低地で交互に行う組合せ方式がある。

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知恵蔵の解説

高地トレーニング

高地のような低酸素、低圧の条件下でトレーニングすること。赤血球の数が増えて、酸素の摂取能力と供給能力が増大するので、有酸素エネルギー代謝能の増大効果が得られる。一方、持久性トレーニングには、筋肉の酸素貯蔵体であるミオグロビン量を増やし、筋肉のミトコンドリア数を増やす効果がある。高地で持久性トレーニングをすると、大気環境の効果とトレーニングの相乗効果が得られる。その結果、最大酸素摂取能力が高まり、全身持久力が増大する。

(鈴木正成 早稲田大学スポーツ科学学術院特任教授 / 2007年)

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百科事典マイペディアの解説

高地トレーニング【こうちトレーニング】

全身持久力を養うために行われるトレーニング方法。酸素が希薄な2000〜3000m程の高地で長時間にわたる持久性トレーニングを行う。それにより肺への換気量および最大酸素摂取量を高める。

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大辞林 第三版の解説

こうちトレーニング【高地トレーニング】

酸素が希薄で気圧が低い高地でトレーニングすること。酸素摂取能力を高め、全身持久力を強化するために行う。

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