高山(村)(長野県)(読み)たかやま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「高山(村)(長野県)」の意味・わかりやすい解説

高山(村)(長野県)
たかやま

長野県北部、上高井郡の村。1956年(昭和31)高井、山田の2村が合併して成立。村域の西部は千曲(ちくま)川の支流松川の扇状地を占め、畑地が多く、リンゴ、巨峰種のブドウなど果樹園が展開する。東部は笠(かさ)ヶ岳、御飯(おめし)岳など2000メートル級の山々があり、上信越高原国立公園の一部をなす。松川上流に七味(しちみ)、五色(ごしき)、山田の温泉があり、南志賀温泉郷とよばれる。笠ヶ岳山麓(さんろく)の山田牧場はスキー場としても利用される。面積98.56平方キロメートル、人口6617(2020)。

[小林寛義]


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