高敞、和順、江華の支石墓群跡(読み)こうしょう、わじゅん、こうかのしせきぼぐんあと

世界遺産詳解 の解説

こうしょう、わじゅん、こうかのしせきぼぐんあと【高敞、和順、江華の支石墓群跡】

2000年に登録された世界遺産(文化遺産)で、韓国西部の全羅北道高敞郡、全羅南道和順郡、仁川広域市江華郡にまたがる広範な地域に残されている、紀元前7~前3世紀の先史時代の巨石墓跡(ドルメン)。759基の支石墓が登録範囲で、韓国では「コインドル」と呼ばれている。全羅北道高敞郡は最大の支石墓密集地域である。京畿湾に浮かぶ江華島には、高さ2.6m、幅5.5mのテーブル状に石を積み上げた、韓国最大の青銅器時代の北方式支石墓がある。◇英名はGochang, Hwasun, and Ganghwa Dolmen Sites。韓国語で、高敞はコチャン、和順はファスン、江華はクアンファと発音する。

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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