高杉晉作(読み)たかすぎしんさく

精選版 日本国語大辞典 「高杉晉作」の意味・読み・例文・類語

たかすぎ‐しんさく【高杉晉作】

幕末の長州藩士。幕末尊攘討幕運動の志士。通称晉作、東一、和助。名は春風、字(あざな)は暢夫。東行と号した。一九歳のとき、松下村塾に学んで久坂玄瑞とともに松陰門下の双璧と称せられた。のち江戸に出て昌平黌(しょうへいこう)に学び、文久二年(一八六二)上海に渡る。翌年、外国船の下関砲撃に際し、奇兵隊創設。元治元年(一八六四)の四国艦隊下関砲撃事件に際しては、藩の正使として和議を結び、その後、藩論を統一して討幕運動に結集させた。天保一〇~慶応三年(一八三九‐六七

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