高橋亘(読み)たかはし わたる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋亘」の解説

高橋亘 たかはし-わたる

1833-1868* 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)4年生まれ。文久2年新徴組にはいり浪士取り締まりにあたるが,まもなく郷里上野(こうずけ)(群馬県)にかえる。のち京都で薩摩(さつま),長州,水戸尊攘派とまじわる。慶応3年下野(しもつけ)(栃木県)出流山(いずるさん)挙兵に参加しようとしたが,足利(あしかが)で捕らえられ,同年12月18日処刑された。35歳。名は俊芸。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android