デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋富兄」の解説 高橋富兄 たかはし-とみえ 1825-1914 幕末-大正時代の国学者,歌人。文政8年5月5日生まれ。加賀金沢藩士。藩校明倫堂で漢学を,田中躬之(みゆき)に国学をまなんで明倫堂講師となる。廃藩後石川県などにつとめ,晩年四高教授となった。石川県歌壇の中心人物であった。大正3年9月21日死去。90歳。通称は肇。号は梅園,古学舎。著作に「十訓抄校本」,「日本文法問答」(共著)など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例