高橋道斎(読み)たかはし どうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋道斎」の解説

高橋道斎 たかはし-どうさい

1718-1794 江戸時代中期-後期儒者
享保(きょうほう)3年生まれ。農業醸造業のかたわら井上蘭台にまなび,詩文,俳諧(はいかい),書にすぐれる。奈良時代の上野(こうずけ)(群馬県)に多胡郡を設置したことをしるす多胡碑の存在を世にひろめた。寛政6年2月6日死去。77歳。上野出身。名は克明。字(あざな)は子啓。通称は九郎右衛門。著作に「弁孟論」「滄溟尺牘考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android