高見沢潤子(読み)タカミサワ ジュンコ

20世紀日本人名事典 「高見沢潤子」の解説

高見沢 潤子
タカミサワ ジュンコ

昭和・平成期の劇作家,評論家,随筆家



生年
明治37(1904)年6月3日

没年
平成16年(2004)5月12日

出生地
東京

本名
高見沢 冨士子

旧姓(旧名)
小林

別名
旧筆名=高見沢 矗江(タカミサワ ナオエ),高見沢 文江

学歴〔年〕
東京女子大学英文科〔昭和2年〕卒

主な受賞名〔年〕
キリスト教功労者(第17回)〔昭和61年〕

経歴
文芸評論家・小林秀雄の実妹。昭和3年漫画家・田河水泡と恋愛結婚。執筆活動のほか、クリスチャンとして、「信徒の友」編集委員長をつとめるなど、多彩な活動を行なう。著書は「兄小林秀雄」「のらくろ ひとりぼっち」「兄小林秀雄との対話」、「一幕物脚本集」「キリスト教劇集クリスマス篇」、「愛されるよりも」「愛することの発見」「愛の重さ」「生きること生かされること」「人生の午後の時間」「シャロンの花」「自分を生かす聖書の言葉」「九十三歳の伝言」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高見沢潤子」の解説

高見沢潤子 たかみざわ-じゅんこ

1904-2004 昭和後期-平成時代の劇作家。
明治37年6月3日生まれ。田河水泡の妻。小林秀雄の妹。小説から戯曲に転じ,「霊柩車とともに」などを発表。クリスチャンとして「信徒の友」編集委員長をつとめ,随筆や評論でも活躍した。平成16年5月12日死去。99歳。東京出身。東京女子大卒。本名は冨士子。著作に「兄小林秀雄」「のらくろ一代記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高見沢潤子」の解説

高見沢 潤子 (たかみさわ じゅんこ)

生年月日:1904年6月3日
昭和時代;平成時代の劇作家;評論家;随筆家
2004年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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