高見沢遠治(読み)タカミザワ エンジ

20世紀日本人名事典 「高見沢遠治」の解説

高見沢 遠治
タカミザワ エンジ

明治〜昭和期の浮世絵修復



生年
明治23(1890)年11月19日

没年
昭和2(1927)年6月11日

出身地
東京

学歴〔年〕
慶応義塾普通部卒

経歴
太平洋画会研究所油絵を学ぶ。卓越した技術で浮世絵の修復に携わるが、画商不法行為などを呼び、大正7年廃業。のち江戸錦絵の複製専門に手がけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高見沢遠治」の解説

高見沢遠治 たかみざわ-えんじ

1890-1927 明治-昭和時代前期の浮世絵師
明治23年11月19日生まれ。太平洋画会研究所で油絵をまなぶ。破れた喜多川歌麿(うたまろ)の絵を独力で修復し,浮世絵の直し関心をもつ。卓越した技術による直しが画商の不法行為などをよび,大正7年みずから廃業。のち江戸錦絵の複製を専門に手がけた。昭和2年6月11日死去。38歳。東京出身。慶応義塾普通部卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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