デジタル大辞泉 「髪置き」の意味・読み・例文・類語 かみ‐おき【髪置き】 1 小児が髪を伸ばしはじめるときの儀式。中世・近世に行われた風習で、民間では、ふつう男女3歳の11月15日に行った。絓糸すがいとで作った白髪しらがを頭上にのせて長寿を祈り、産土神うぶすながみに参拝した。髪立て。櫛くし置き。《季 冬》「―やうしろ姿もみせ歩く/太祇」2 唐衣からぎぬの襟を折り、下げ髪を受けるようにした部分。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例