鬚眉(読み)しゅび

精選版 日本国語大辞典 「鬚眉」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐び【鬚眉・須眉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひげとまゆげ。
    1. [初出の実例]「松竹凌霜三代節、鬚眉凌雪七旬情」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)三・翫月〈藤原敦光〉)
    2. 「水が静にしてすめば、水が鏡に成て鬚眉をもてらす物也」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)五)
    3. [その他の文献]〔史記‐留侯張良世家〕
  3. ( がそなわっている意で ) 男子のこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鬚眉」の読み・字形・画数・意味

【鬚眉】しゆび

ひげと、まゆ。〔韓非子観行〕目、を失ふときは、則ち以て鬚眉を正す無く、身、を失ふときは、則ち以て惑を知る無し。

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