観行(読み)カンギョウ

デジタル大辞泉 「観行」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぎょう〔クワンギヤウ〕【観行】

仏語自分の心の本性を観照する修行観心かんじん行法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「観行」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぎょうクヮンギャウ【観行】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。観念という行法の意。心に真理を観ずることが、そのまま実践であることをさす。
    1. [初出の実例]「されば教時義第一云〈略〉若真言行者、常観行(クンギャウ)行住坐臥、与海会倶。檀波羅蜜、一生満足」(出典:真如観(鎌倉初))
    2. [その他の文献]〔往生論註‐下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android