精選版 日本国語大辞典 「鬼取」の意味・読み・例文・類語 おに‐とり【鬼取】 〘 名詞 〙① 鬼を捕えること。または、それを模した行事。[初出の実例]「鬼とりと云ことありて、貧人をからめて鬼と名づけ、堂のあたりを引まはりたたきふすへて、鬼とりたるとてののしる事」(出典：風俗画報‐二五〇号（1892）神事)② 食べ物の毒見をすること。おに。おにくい。〔和訓栞（1777‐1862）〕③ 徳川幕府で、膳奉行の支配に属した毒見役の役人。[初出の実例]「御膳奉行支配おに取二十人、同心五人」(出典：吏徴（1845）附録) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
