貧人(読み)ひんじん

精選版 日本国語大辞典 「貧人」の意味・読み・例文・類語

ひん‐じん【貧人】

  1. 〘 名詞 〙 まずしい人。貧乏人貧者ひんにん。
    1. [初出の実例]「漢土有無術貧人、〈略〉清貧之中無比之者也」(出典江談抄(1111頃)六)
    2. 「かくの如きの貧人(ヒンジン)年月を送るにたのしみといふ事有りや」(出典:談義本・労四狂(1747)上)
    3. [その他の文献]〔史記‐汲黯伝〕

ひん‐にん【貧人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「びんにん」とも ) =ひんじん(貧人)
    1. [初出の実例]「貧(ヒン)人見ゆれば皆あたへて」(出典:発心集(1216頃か)七)
    2. 「貧人(ヒンニン)、このたまをみて、そのこころ、おほきに歓喜す」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む