鬼吏(読み)きり

精選版 日本国語大辞典 「鬼吏」の意味・読み・例文・類語

き‐り【鬼吏】

  1. 〘 名詞 〙 八卦忌(はっけいみ)でいう、凶方の一つ。方違えの対象となったり、犯土造作など諸事を避けた。
    1. [初出の実例]「勘申隣里犯土禁忌歩数事〈略〉本命法云、禍害・絶命・鬼吏・五墓之郷、去舎三百歩内、雖身不、害人作病云々」(出典朝野群載‐一五・天延二年(974)九月七日・賀茂保憲犯土禁忌勘文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android